バタバタと年を跨いでしまいました。
大切な友人が旅立った後の年越しは、何をしていても、その人の不在と、ご家族の悲しみについて思わずにいられませんでした。
自分も含めて、家族や友人が揃って元気にそこにいることは、当たり前じゃない。
お天気が良い暖かなお正月だったことは救いだったようにも思いましたが、お天気が良ければまた、こんなにいい天気なのになぜ、と、悲しみは一層つのります。でも、私なんかよりずっと深い悲しみの中にいる人がある。また、私の想像が及ばないところにも、いつの時も、悼むひとがある。そうだな、と思いながら、過ごしていました。
1月の出演予定です。
下旬のコンチェルトに備えて、今月はこれまでの降り番貯金(※1)を使い果たす覚悟で、定期とコンチェルトに専念です。
1月17日(金)19:30開演(京都コンサートホール) 〈フライデー・ナイト・スペシャル〉
指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリーント
曲目:セレナード第10番変ロ短調K.361「グラン・パルティータ」(モーツァルト)、交響曲第2番ハ長調Op.61(シューマン)
1月18日(土)14:30開演(京都コンサートホール)
指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリーント
曲目:「真夏の夜の夢」より序曲(メンデルスゾーン)、交響曲第2番ハ長調Op.61(シューマン)ほか
【名古屋ムジークフェライン管弦楽団 大丈夫39回定期演奏会】
1月26日(日)14:00開演(東海市芸術劇場大ホール)
指揮:曽我大介
クラリネット:小谷口直子
曲目:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より序曲(ニコライ)、クラリネット協奏曲イ長調(モーツァルト)、交響曲第2番ホ短調(ラフマニノフ)
モーツァルトの大曲2つと、シューマン。2番はシューマンの交響曲の中でも1番好きな気がします。充実の1月。体調をよくととのえて、頑張りたいと思います。月末には健康診断!
新年らしい写真がひとつもないので、先月オケ合わせにお邪魔した時の写真を貼っておきます笑

後半ラフマニノフのリハーサルに、1アシ(※2)で参加!
(当日は2アシの予定)
(※1)降り番貯金
オーケストラで、出番があることを「乗り番」、出番がないことを「降り番」といいます。
京響にはクラリネットが4人いますが、公演ごと(正確に言うと曲ごとに)に必要なクラリネットの数が違いますので、大まかに言うと1つの公演で3人必要な時は1人が降り番、2人必要なときは2人が降り番なわけです。そのほかにも、事情があって年次休暇を申請することもあります。月ごとに、各公演に必要な編成の書かれた「乗り番表」が配られ、セクションごとに相談の上、乗り番を決めて事務所に返します。4人でバランスよく気分よく働くために、乗り/降りのカウントを参考程度に付けています。先でお休みが欲しい時期がある人は、それまで積極的に働いて貯金を増やして(多めに働いて)おきます。ワガママきいてもらって休ませてもらって、ちょっと負けがこんできたなーと思う人は、しばらく濃いめに働いて借金を返して(乗り番ポイントを増やして!)いきます。カウントの付け方、数え方のルールはセクションによって色々ですが、京響クラリネットセクションでは、あまり細かくルールを決めすぎても窮屈なので(←この辺にセクションごとのキャラクターが出るかも?しれません)、単純に日にちだけで数えて、目安程度にしています。誰かに大きく負担が傾かずに済むように気を配るのは首席の私の役目ですが、セクションの皆さんの善意や優しさにも助けてもらって、おかげさまで今のところとても円滑に働けています。感謝です!
(※2)アシ
アシ=アシスタントの略。1アシは1番パートのアシスタント、2アシは2番パートのアシスタント。お手伝いが必要な時にちょっと吹いたり、大きい音が必要な時に重ねて吹いたりします。